ヤンキー

ワルでアウトローな存在のヤンキー。悪い若者はみんなヤンキーと呼びたい所ですが、ヤンキーとは別に“不良”やら“ギャル男”なんて人種も世の中には存在しています。どれもワルな若者を呼称するのに使ってるように思えますが、“ヤンキー”と“不良”と“ギャル男”いったい何が違うんでしょうか?その捉え方は人それぞれで、年代によって、土地によって違うようです。

ためしに都内在住の30代男性の方にヤンキーや不良についてどう捉えているのか話を伺ってみました。その方によると、違法行為や犯罪まがいの行為も辞さない質の悪いワルは“ヤンキー”。酒や薬の類に手を出し、大人版ヤンキーともいえるヤクザとも関わりを持ち、俺俺詐欺のような詐欺行為などにも手を染めるような危険な存在はもうヤンキー。そして中学生がちょっと悪ぶるお年ごろとでも言うような、犯罪級の悪さに比べたら無害で可愛い物と感じる程度のワルが“不良”とのことです。そして脱ヤンキーした奴らの事をギャル男と呼ぶそうです。いわゆる元ヤンですね。なお、ギャル男は再びヤンキーに返り咲く事もしばしばあるそうです。ワル業界は奥が深いようです。また余談ですが、かわいい女子はヤンキーになりやすいという説があります。たしかにヤンキーが連れてる子とかギャルの子って意外とかわいい子多いんですよね。以前都心に生息していた恐ろしい風貌の“ヤマンバギャル”も化粧落としたらと意外と可愛いー的な感じでしょうか。

ヤンキーの概要

ヤンキーとは「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向を持つ少年少女を指す用語です。また、それらの少年少女に特有のファッション傾向や消費傾向などライフスタイル全般を含める場合もあります。

あまり知られていないようだが、その語源は南北戦争の当時に、アメリカ南部で北軍兵士や北部諸州の人間を軽蔑した呼び方が「yankee」であり、「ヤンキー」の語源とも言われているオランダ人のJanという人名はキリスト教文化圏に広く浸透している「ヨハネ」から来ている。ところが口伝えで広まった言葉のため、語源とは関係なく曖昧な定義のまま使用されることが多く、「非行少年」「不良」「チンピラ」「不良集団」など多くの意味で使用されています。日本で不良っぽい若者をヤンキーと呼ぶようになったのは、大阪難波の「アメリカ村」が発祥とされています。ヤンキーという語そのものは戦前から日本で使用されており、「最新正確布哇渡航案内」(1904)ではハワイ(布哇)の国際都市の一面を紹介するくだりとして黒人やプエルトリコ人、支那人や日本人、朝鮮人とならび「ヤンキーの子供」を小ばかにした表現で紹介している。また「映画界」(1923)ではルドルフ・バレンチノ主演の「血と砂」について「ヤンキー式な亜米利加人の好奇心(ばかりで)日本人には何んだか見てゐてちつとも深みと味いのない映画」との評論を掲載していました。

ヤンキーのファッション

ヤンキーのファッションもまた、「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向を強く表したスタイルが主流です。それぞれの時代によって流行があり、明治以来の伝統的なモラトリアムファッションである「バンカラ」から、1970年代に流行した「ツッパリ」スタイル以降、「(クラシック)ヤンキー」「ヒップホップヤンキー」「ギャル男」「悪羅悪羅系」など時代に応じて流行に変化が見られます。ヤンキーのメンタリティ自体は根本的にはそれほど変化していないが、外見や消費傾向などの枝葉の部分は時代の変化に合わせて変化を続けているようです。

ヤンキーの消費事情

彼らは「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向に合った自動車を愛好する者が多のが特徴的です。1990年代は、国産高級車、おもにフルサイズセダンが好まれていました。なおボディカラーは黒色や紫色など、ずっしりとした暗い色が好まれる傾向にある。ヤンキーに好まれる車種は俗に「ヤン車」と呼ばれるていて、車種や改造の手法などにVIPカーとの共通性が見られました。

時代の移り変わりと共に、ヤンキーが好む車種もまた時代に応じて変化していきます。2000年代になると、アメリカ車のハマーH2や、リンカーン・ナビゲーターなどがヤンキーの間で憧れの車とされていました。しかし現実には購入費や維持費の問題もあり、中古のシボレー・サバーバンや、アストロ、また国産のミニバンやSUVをVIPカー仕様に改造し乗用している者も多かったようです。

他にも、高価なAVシステムやハイドロ(油圧式車高調整機構)を搭載し、ワゴンやアメ車を好むB-BOYの乗るローライダーやラグジュアリースポコンなどもあり、これらもまたヒップホップカルチャーの一つであるものの、日本のヒップホップヤンキーと必ずしも密接な関わりがあるわけではないと指摘する向きもある。

オートバイではネイキッドタイプのモノや250ccクラスのいわゆるビッグスクーター、及びそれらの経年車が好まれる。しかし不況の昨今、派手にやらかしたいヤンキー達にだって所得の問題があります。近年はビッグスクーターの改造車や親族の名義の車両を無改造で使用する者も居るそうです。

ヤンキー文化

日本国内において存在する集団の文化の形態に『ヤンキー文化』というものがあります。

「ヤンキー文化」とは精神科医の斎藤環によって定義される事柄であり、『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』『ヤンキー化する日本』などの著書を発表しています。ヤンキー文化の特徴として提唱されている事柄には、以下のようなものがあります。

  • 物事の解決は気合で行う。そのためには体罰などといった事柄も積極的に行っていく。
  • 集団で物事を行い、自身の家族や仲間などといった人間を大切にする。
  • ディズニー好きである。

これらのようなヤンキー文化というのは日本の大部分に浸透しており、多くの日本人がこれに当てはまっているということでもあります。近年になってから多く取り上げられるようになっている言葉である“絆”というものは、ヤンキー文化に当てはまっているということである。政治の場面でも日本はヤンキー文化であるということであり、例えば選挙が行われる際には大声を張り上げた集会を行い、このことにより集まっている群衆に対して良いイメージを与えることができると考えられています。それを踏まえると日本は統治をする方も統治をされる方もヤンキー文化であるということになります。

疾走、ヤンキー魂。で
ヤンキーライフ
送っちゃうんで
夜露死苦